このブログは、アライグマに悩まされた私の記録
私同様、アライグマの被害に悩まれている方に役立てれば良いと思いました。
駆除の話を書きますので、「なぜ?可愛い動物なのに」と思われる方は読まないでください。
私は、関西の片田舎でのほほんと暮らしています。
ところが!2008年頃からアライグマが出没して農作物を食べ漁り、2018年から我が家の天井裏に住み着くようになりました。
天井裏から聞こえるドスドスという足音、穴を開けられた天井、そして家族がアライグマに追いかけられる事態となり、対策することを決めました。
・・・・・箱わなのしかけかたについての記事はこちら・・・・・
・・・・・捕獲の際に防犯カメラを用いた記事・・・・・・
アライグマについて
すでにご存じの方は飛ばしてくださいね。
特定外来生物に指定されており、日本古来の生物ではありません。
攻撃性が高いため、農作物の被害が出た場合など、市役所に届け出て駆除をしています。
アライグマは、アニメのラスカルが有名です。しっぽがシマシマなのが特徴で、愛くるしい顔をしています。
次に足。5本に分かれていて、鋭い爪を持っています。この器用な足と爪でかぼちゃやスイカをくりぬくのです。
他に、ネギと玉ねぎ以外の野菜と果物を食べられたので、農作物の栽培をほとんどやめてしまいました。
作っても作ってもアライグマに食べられるのであほらしくなったのです。
それでも、きゅうりやナスなど少数作っています。
農作物被害の対策として
作物に緑のネットをかぶせています。アライグマの足がネットに引っかかるので嫌がるようです。
黄色のネットが効果的とも聞きますが、アブラムシを引き寄せる説があります。
近隣の農家は、わざと畑を草むらにしてスイカを植えています。草に紛れてスイカが見えない作戦ですが、マムシが潜んでいる可能性があります。
天井裏にアライグマ
前述しましたが、2018年から住み着かれました。
軒裏に穴を開けられました。
この穴から天井裏に出入りされました。
天井裏でおしっこされ、臭かったです。(天井が変色しています。)
アライグマは重量があるので、歩くとドスドス音がします。朝も晩もです。
アライグマは出産すると5~6匹は産みますので、子どものアライグマの声がします。複数の鳴き声がしました。
糞をためられました。
屋根の上や庭を歩いていました。
住宅街においても
田舎の我が家とは違い、住宅街についてはどうでしょうか。
市役所や警察から送信される安全情報のメールを受信されている方もおられるでしょうが、その中にアライグマ目撃情報がありませんか。
近年は住宅街にも現れて、ごみを漁ることもあります。鋭い爪を持つので、小さいお子さんは気を付けましょう。
アライグマの対策、捕獲
家の中にいるアライグマ(農作物も食べられる)をどうにかしたい!と考えた私は、市役所の害獣対策の部署に相談しました。
検索すると、担当部署名や電話番号が分かるはずです。
すると、箱わな(捕獲かご)を貸し出すと言われました。
- 貸出場所は市役所。
- 捕獲後は猟友会が引き取りに来る。
- 天井裏の糞尿の除去や消毒は業者に依頼すること。
(市町村によって違うかもしれません。ご確認ください。)
1については市役所で貸出されるので、申請書(捕獲従事者届)に名前、住所、被害状況を記入しました。また、職員から箱わなの使用方法のレクチャーがありました。
箱わなについては新品を貸してもらえましたが、そうでない場合もありますので軽トラックで行くのをおすすめします。
業者の選び方
3についてどの業者が良いのか悩みました。市役所からは兵庫県ペストコントロール協会のホームページを見るようにと言われました(私は兵庫県在住です)。
家に入っての作業になりますので、信頼できる業者を選ばなければいけません。※結局、知人に聞きました。
また、アライグマを捕獲するのは業者ではないのか?と疑問に思われそうですが、まず自分でやってみることをおすすめします。
業者に依頼した場合は金額が高くなります。捕獲できない時は業者にアドバイスを求めると良いでしょう。
結果
捕獲については2022年5月下旬から10月中旬まで続けました。
その後はアライグマが出没しなかったため、業者に穴をふさいでいただき、天井裏に入られないようにしました。
静かに寝られるようになりました!
しかし、決着したかのように見えてそうではありません。
山には多くのアライグマがいるとのこと、外をうろつかれる可能性がありますので、今後も警戒が必要です。
駆除には箱わなの他に、アライグマ侵入経路特定のためセンサーカメラも利用しました。
もちろんエサも工夫して仕掛けました。
それはまた、別の記事で書こうと思います。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
(アライグマの説明については千葉県船橋市役所の公式ホームページを参考にしました。)
最後に、再度書きますが「アライグマを駆除するなんてかわいそう」と思われる方は、お読みいただかなくて結構です。
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